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お風呂ブザーと作りました。その2。 [電子工作]

お風呂ブザー.jpg先日、PICマイコン(PIC16F877)でお風呂ブザーを作りましたと報告しておりましたが、詳細を記載していなかったので追記しようと思います。

まず、動作させるためにACアダプタージャックとRS232C(いずれも基板直付け)、ジャンパー(プログラム書き込みとRUNモード切り替え用)、リセットSW(チャタリング防止回路不要)を付けています。また、動作確認用に7セグメントLED(アノードココモン PARA LIGHT社製)を3つ、東芝の7セグメントLEDドライバIC(TC4511BP/ジャンク品からバラして使いました)x3個を使っています。7セグメントLEDは文字通り、7bit数値表示に必要ですが、ドライバICを使うとそれが4bitに減らせるのが魅力です。PICマイコンのI/0ポートは1つのポートが8bitでできているので、4bitで扱えるとプログラム上も楽です。

あと、プログラムスタートボタンなどの入力用としてSWを1つ、チャタリング防止の積分回路を付けて、ロジックCMOSを介して、汎用I/0ポートに接続(これは通常10kΩでプルダウンしておいて、SWON時にLow→Highになる抵抗比に調整してあります)。通常は、積分回路の遅れを取り戻すため、ロジックCMOSにシュミットトリガーを使いますが、今回はACTのインバーターで代用しました。ACTは電源5.0Vの場合、2.0VでHigh判定するためです。

最後にブザーですが、マイコンの汎用I/0ポートの出力を一旦ACTのインバーターに入れてから、hfe=400くらいのダーリントントランジスタでブザー(価格150円くらい)を駆動します。当然、ブザーは安物ですのでコイル成分なので逆電圧が発生します。この電圧でトランジスタが破損するので、サージ吸収用の2Aくらい流せるダイオードを使います。ホントは、NPNのオープンコレクタのトランジスタが良かったのですが、パーツ屋のおっさんに間違われ、PNPになってしまいました。まあ、別に駆動できるからいいのですが・・・。

蛇足ですが、ケースはアルミケースで、ケースに穴を開ける時は電動ドリル+金ノコで仕上げはやすりです。最初はガタガタの穴ですが、やすりで綺麗になります。まあ、アルミだから材質柔らかいし。

今後の発展としては、10bitのA/Dコンバータを積んでいるので、何か使えないかと思い、一応線だけ出してあります。今日はここまでです。
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