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機械屋が落ち入る電子工作の迷宮 [電子工作]

私はもともと機械屋でとても電気回路が疎かったんです。まあ、いろりろあって、必要に迫られて独学しました。

デジタル回路はわかると簡単なんですが、そこが落とし穴があります。自分の経験からすると、アナログの基本知識が結構要ります。

例1)TTLのスイッチングノイズ除去に0.1μFのセラミックコンデンサを使ってノイズカットする。
   コンデンサでノイズカットできるイメージを持てることが大切だと思います。

例2)メカニカルSWでチャタリング防止のために積分回路を使う。
   まず「チャタリング」を機械屋は知らないんです。積分回路はRC回路ですが、これも電圧波形を
   オシロで見ると良くわかります。

例3)コイル成分のサージ吸収回路(ダイオードを入れるだけの話ですが)。
   ステッピングモータの駆動回路にTTLからダーリントントランジスタを使って直接駆動することも
   ありますが、この際、コイルの逆電圧でトランジスタが破壊されるので、サージ吸収用に電流に
   見合ったダイオードを入れます。
   もっと単純なものではブザーも安物はコイル成分を持ったものが多いので同様の配慮が要り
   ます。
   機械屋はサージが出るというイメージが希薄です。また、逆電圧でトランジスタが破壊される
   ことがピンときません。
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