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LXA-OT3の電源変更による音質変化の原因について [オーディオ]

LXA-OT3用標準添付の電源の15V・1.2Aよりも電源供給能力が大きい15V・1.6Aを購入(約1000円)し、試してみました。すると思った以上に効果ありました。基盤の改造はオペアンプをJRC MUSE8820に交換以外していません。その原因を考えてみました。
・電流供給スピードが明らかに違う。これは、LXA-OT3の電源ONした直後のLEDランプが全灯するまでの時間が明らかに違い明白です。電源ON直後は回路図からわかる通り、470μFの電解コンデンサーに電気エネルギーを蓄積する間遅れ時間があります。標準添付の電源ではLED全灯までに2~3秒程度かかりますが、15V・1.6A電源では1秒未満です。これは、電流供給スピードが速いということです。
・音楽のパワースペクトルは一般的に心地よい音楽はパワースペクトルが1/f(f=周波数)に従う傾向があります。これから、考えると高音域は必要なパワーが少ないので、電流供給能力の小さな電源でも再生できるが、周波数が低い中音域・高音域ほどパワースペクトルが大きいため変動も大きく電流変化も大きいと考えられます。
・上記2点から考えると、電源の変更によって、標準添付の電源では電流供給が追い付かない音の中・低域が改善される可能性があるということです。もちろん、電解コンデンサの容量を増すというのも手段としては考えられますが、搭載上のスペースから考えて容量を2倍程度に上げるのが限界だと思います。それよりも、大元のスイッチングレギュレータの仕様を大電流対応タイプに変更した方が手っ取り早いと思います。





タグ:LXA-OT3 電源
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