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5.1chオーディオのススメ5 自作時スピーカーユニットは10cmフルレンジがお薦め [オーディオ]

なぜお薦めスピーカーの口径が10cmフルレンジなのか、私自身が多用してわかった経験則からです。また、8cmフルレンジは限定した使い方しかできないことも経験則からです。
自作スピーカーとして国産メーカーで価格的にも入手しやすいメーカーは、もはやFOSTEXしかありません。かつてはCoral(廃業)とかTechinics(撤退)がありましたが、1社のみ。でも、頑張ってますよね。代表格はフルレンジのFEシリーズ。10cmならFE-103En。ちなみに私のセンタースピカーはFE-83Enです。
フルレンジスピーカーの8cmと10cmの間には大きな溝があります。本格的なフロント・リアスピカーには10cm以上が必要です。理由は簡単。コーン紙型スピーカーの特性で、口径が小さいほど低音が出ないのです。スピーカーの特性として最低共振周波数(fo)があります。このfo以下の低音はBOXに工夫をしないとあまり出ないと思った方が良いです。クラシックを除き、私が聞くJ-popなどで必要な低音再生域は70Hzくらいまであれば十分です。しかし、8cmフルレンジスピーカー、例えばFE-83Enの場合、fo=165HZで70Hzは到底望めません。FE-103Enのfo=83HZです。一見、70Hzが無理に見えますが、バスレフ型でポート共振周波数を70Hzに設定すれば70Hzを持ちあげて、再生可能にできます。ただし、例外はあります。8cmと言えどもスピーカーがウーファーの場合です。ウーファーとは低音再生専用スピーカーで高音は出せませんが、小口径でもより低音が出るように設計されたもので、これは口径が8cmでもfoが低いものがあります。この場合、必ず高音用スピーカーであるツィーターがセットで必須です。しかし、初心者にはキットのウーファーとツィーター以外お薦めできません。理由は、ウーファーとツィーターを組み合わせた時の音のバランスを考えて、ネットワークと呼ばれる回路が必要になるからです。

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