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低音のダンピングファクター比較 ONKYO A-9050 VS DENON PMA-390RE [オーディオ]

プリメインアンプDENON PMA-390RE(RCAアナログ入力)とONKYO A-9050(光デジタル入力)で、CDプレーヤーはともにONKYO C-7030、スピーカーは同じ自作スピーカーSSP-301(12cmフルレンジFE-127KO マグネット重量160gを使ったバスレフ型トールボーイスピーカー、35L,fd=45Hz)比較してみました。
SSP-301.jpg
今回は、ダンピングファクター。特に低音のダンピングファクターを比較したかったので、トーンコントロールつまみで、ともに同じ程度やや低音強調気味にブーストしてみました。結果は結構わかりやすくでました。 A-9050は、BASSで強調気味にするとボーカルへのかぶり現象が出て、音が不透明に濁る感じになります。量感はあるけど、透明感がなくなります。逆に、PMA-390REはBASSで強調気味にしても、低音のみ増強され、透明感は変わらず良好で、ボーカルへのかぶりもありませんでした。この結果から、低音のダンピングファクターは、PMA-390RE>A-9050ということになります。
ダンピングファクターが低いアンプ=良くないアンプではありません。
ダンピングファクターが低いアンプの方が、磁気回路が弱いスピーカーやウーファーの口径が小さなブックシェルフスピーカーでもそれなりに低音を鳴らしてくれるということです。
現に、自作スピーカーSSP-301ではA-9050ではソースダイレクトでBASSを使わずとも十分な低音を鳴らしてくれます。他方、PMA-390REでは低音不足を感じ、BASSで低音強調しないとバランスが良くありません。
これが、磁気回路が強力なスピーカーや大口径のスピーカーになると、また、組み合わせの良しあしが出るかもしれません。
カタログ上では、ダンピングファクターはA-9050が60(1KHZ、8Ω)、PMA-390REは非公開ですが、ネットの書き込みなどを見ますとPMA-390AEが80くらいらしいです。これは目安程度にしかなりません。1KHZのダンピングファクター=100HZのダンピングファクターではないからです。ちなみに、YAMAHAのプリメインアンプA-S301のダンピングファクターはカタログ値で210(1KHZ、8Ω)です。機会があれば比較したいものです。


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