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一般的に自作スピーカーBOXを作る上で注意していること [オーディオ]

先日、板厚12mmのパーチクルボードでバックロードホーンを作って思ったことがあります。
1. 12mmと板が薄いためバッフル・天板・背板を2枚重ねにしました。
(1) ボンドを原液で使ったら、ハタガネとシャコ万(小型万力)を全部で6個使用しても、板と板の間にできる、ボンドをつぶしきらない領域ができます。
 →今後は、ボンドを1/2に水で希釈して使用。

(2) ボンドを1/2に薄めた場合、接着力が弱いので剥離対策で、接着後木ねじで2枚重ねた板をさらに強く締結する必要があります。

2. 板厚何ミリだったら2枚重ねしなくて良いか
(1) 今までの経験からすると、24mmあればパーチクルボードでもシナ合板でも1枚で十分。
(2) 15mmの場合、10cmクラスのスピーカー1個取り付けなら1枚で可。バッフルにフルレンジを2台以上取り付ける場合は15mmといえども2枚重ねが必要になります。また、バッフルが振動するのを防ぐため、天板、底板、側板にバッフルから背板まで届く補強材を入れる。特に、側板は表面積が大きく、自身も振動しやすいので、バッフルから背板に向かう方向中央に補強材が必要です。

3. ボンドの接着はすき間なく かつ 可能なら締め付けて接着
(1) ボンドは必ず内側、外側にはみ出すくらい塗る。そして、外側だけ余分なボンドを濡れ雑巾でふき取ります。
(2) 可能ならボンドを塗って接着直後に、接着させたい方向を圧縮するようにハタガネなどを使用して締め付けます。この状態のまま、乾燥を待ちます、ハタガネは乾燥途中で増し締めをします。

4, ボンド接着後の木ねじによる補強
ボンドで接着した面は、あくまで樹脂で面と面を接続しているだけの状態なので、万が一の時に剥離しないように、乾燥後さらに木ねじで補強します。ボンドが乾かないうちに木ねじを入れると、接着させたい2枚の木が相対的に動いてしまい、位置がずれます。また、木ねじで締める場合の注意ですが、事前に木ねじを入れる側の板にバカ穴(木ねじより径の大きい穴)を開けておくことが必要なことを忘れないように注意が必要です。
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