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バーチカルツイン自作スピーカー初期試聴結果 [オーディオ]

バーチカルツイン(ユニット:FOSTEX FE-103En X 2個構成でツイーターなし/ユニット2個は直列つなぎ。アンプから見たインピーダンスは16Ω/fd狙い値:58HZと65HZ)スピーカーの各1個はエージングが終わったばかりのユニット、他各1個は新品ユニットなのでエージングがまだ済んでいませんが、エージングの結果を待つまでも無く音の傾向がはっきりしましたので、報告したいと思います。
いつものように、J-pop、DISCO-music、image3と聞いて残念ながら、このスピーカーはトーンコントールでBASSで低音増強が必須のスピーカーとなってしまいました。明らかな低音不足、というよりは中高音が出過ぎです。スピーカーユニットを2台横に並べたことに加え、バッフル面積が十分稼げたため、中高音が強くなりすぎました。箱は内部で2つに区切られているものバスレフスピーカー×2の音にはなりませんでした。他の原因として考えられるのは、長岡鉄男氏オリジナルのBS-17よりも箱を大きくしたことです。箱内部の空気室が大きくなると、それをドライブしてバスレフダクトから音を出す馬力が必要になります。すなわちそれは、磁気回路の強力さであり、スピーカーではフェライトマグネットの重量になります。FE-103Enのマグネットは190gでありBS-17の箱のサイズが分相応の空気室の大きさだったのです。私が欲張ったためにこうなりました。対策は箱をそのまま生かす場合は、FF105WK×2に変えるなど、強力なマグネットを持ちながらバスレフ向きのユニットに変えるしかありません。正直大失敗です。
BS-801.jpg


タグ:FOSTEX FE-103En
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