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自作スピーカーの周波数特性測定4 自作SP バックロードホーンのf特 [オーディオ]

前回同様の機器で自作スピーカー FE-126En1個使用のバックロードホーンの周波数特性を測定をしてみました。
IMG_2506_trim.JPG
SPユニットはFOSTEX製FE-126En(12cmフルレンジスピーカーで、foは83HZで、マグネット重量は440gとかなり強力)。バックロードホーンは長岡鉄男氏設計のD-100を板厚12mmのパーティクルボード仕様に変更したものです。音道は長岡氏が設計した通りでホーンのカットオフ周波数は64HZです。なお、プリメインアンプはDENON PMA-390RESPを使用し、SOURCE DIRECTを選択。
<周波数特性結果>
PMA-390RESP&バックロードホー_NEW_20160908.jpg
設計通り64HZまで低音が出ていますが、バックロードホーンの特徴で、それ以下はバッサリと切られたように低音は出ません。SS-301に比べ低音不足に感じます。あと、バックロードホーンの周波数特性は部屋に影響されるといわれていますが、やや癖のある特性で5KHZあたりが盛り上がっているせいか、音はやや明るめに感じます。10KHZ以上はだら下がりですが、スーパーツイーターを付けており聴感上は高域不足は感じません。20KHZの落ち込みは計測誤差だと思われます。
いかにもバックロードホーンらしい、期待通りの周波数特性でした。

※注記:本来周波数特性測定には校正された20~20000HZまでフラットな感度のマイクが使用されますが、今回は安価なマイクなので、感度がフラットではないと思われますので、結果は厳密なものでなく、おおよその傾向を表すものです。


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