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YAMAHA RX-V385の2ch試聴第一印象(訂正版) [オーディオ]

YAMAHA DSP-AX420とRX-V385
DSP-AX420.jpgRX-V385外観.jpg
<お詫び>
前回掲載記事時点ではRX-V385の設定が正しくされておりませんでしたので、訂正いたします。

【デザイン】かつて私はYAMAHAのDSP-AX420というAVアンプを愛用していました。それと比較すると、かなりシンプルになり、すっきりしたデザインになったと思います。

【操作性】上記写真のようにDSP-AX420のリモコンはボタン数が多い割にスリムな形状で、ボタン一つ一つが小さく使いづらいものでしたが、今回のRX-V385はテレビ用リモコン並みにボタンが減り、使いやすくなりました。音量の調整が小音量時の分解能が高く、微妙な音量調整ができるが良かったです。

【音質】2chステレオとしての音質を比較しました。比較対象は、ONKYOのA-9050、YAMAHAのA-S301何れもD/Aコンバーター内蔵のプリメインアンプです。海外POPS、DISCO music、山下達郎を聞きました。RX-V385のSWはなし設定としました。また、すべてデジタル入力でアンプ内蔵のDACを使って再生しました。結論的には、RX-V385は他2機種と比較し、低音の押し出しは同等。特に、同じYAMAHAだけあって、S-301とよく似た音です。中高域が綺麗で明るいサウンドでした。

【パワー】有り余るほどです。

【機能性】すばらしいのはSWの設定です。かつてはSWのON/OFFのみの機能しかアンプ側が持っていませんでしたが、RX-V385はSWを同相接続か逆相接続か選択でき、また、クロスオーバー周波数も設定できます。つまり、このアンプを使う場合、SW側は何の機能もないパワードSWで良いわけです。そうすると、SWをそろえる際の価格を抑制できます。他の機能は試していませんが、FM/AMチューナー付きでBluetooth対応、USBディスク対応しているので十分ですが、通常のAVアンプが持っているネットワークレシーバー機能がありません。これは価格から見て割り切った切り捨て方をしたのでしょう。

【入出力端子】必要十分です。

【サイズ】標準的なプリメインアンプより大型で、決して小さいとは言えません。

【総評】RX-V385のライバル機で同価格帯のもの(SONY STR-DH190、DENON AVR-X550BT)は、スピーカー端子がフロント以外プッシュターミナルでいただけません(SONYのSTR-DH770を除いて)。それに対し、モデルチェンジでRX-V385は全てねじ式ターミナルに変更したのが好感が持てます。機能や性能は他社と横並びなので、こうした違いが売れ行きに影響するのでは?
若干不満を言えば、ACコードが直引き出しであることはコスト的にしょうがないとしても、アンプなんですから、もっと太いケーブルを使っていただきたかった。また、音を鳴らしていない状態でも、結構発熱があり、天板が熱いです。もう少し、発熱を低くできないかと思います。
あと、できれば、STR-DH770(または後継機種STR-DH790)と比較したかったです。

タグ:YAMAHA RX-V385
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