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低コスト スピーカー・アンプ組合せ切替器の製作 [オーディオ]

 私はプリメインアンプ4台とスピーカー(以下「SP」と略します)4台の組み合わせを結構な頻度で変えて音楽を聴いていますが、その作業が面倒で困っていました。
 しかし、市販のSP切替器は気に入りませんでした。中身がどうなっているかわからないからです。そもそも、内部配線はどの程度の太さの線が使われているのか?ちゃんと内部のSP端子にははんだ付けで結線されているのか、またはY端子やO端子でかしめで結合なのか?さらに心配なのはSP切り替え用のプッシュスイッチでどう電流の流れを切り替えているかです。スイッチで切り替えた場合の電流の通路は最高何Aの電流まで流せるものが使われているのか?接点のインピーダンスは高くないか?このような不明点が多いものを使用できません。だから手作りしました。
 仕様は下記のようにしました。
 ・壁埋込式SP端子配線器具を使う。
 ・極力太い線でねじ止めする配線とする。
 ・切替には金メッキバナナプラグを使用する。
 下記にその結線までの過程をご説明します。

1.裏表ともねじ止めできる壁埋込式SP端子配線器具を半透明タッパーに固定し、線の通り道も設ける。
SP_AMP切替器_HP1.jpg
2.フタをする。
SP_AMP切替器_HP2.jpg
SP_AMP切替器_HP3.jpg
3.タッパー横の穴からアンプのスピーカー出力をSPケーブルで入れ、端子の裏側にねじ止めする。
SP_AMP切替器_HP4.jpg
4.鳴らしたいSPから線を引っ張り、R,Lと+-の極性をよく確認してバナナプラグを差し込む。
SP_AMP切替器_HP5.jpg

これを使用した結果、聴感でわかるほどの音質劣化は無く、まずは成功したと思います。
タッパーの加工は現物合わせで位置決めし、電動ドリルで穴をあけました。壁埋込式SP端子配線器具の裏側のねじターミナルが通る穴をあけるために、今回、直径12mmのドリルが必要でした。
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