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CDのリッピングについて1 [オーディオ]

CDのリッピングについて、かつて、職場のオーディオマニアと口論になったことがあります。彼は「オリジナルCDとそれをWAVEリッピングしたデータから生成したCD-Rの音を比較するとCD-Rの音が劣る」というのです。しかし、私は「デジタルデータなのであり得ない。同等のはずだ。」と言いました。彼が使っていたリッピングソフトはおそらくMicrosoftのMediaPlayerです。今になって思うと、彼がリッピングしていたデータは訂正されていないデータではなかったのではないかと。当時のMediaPlayerのバージョンではわかりませんが、Windows8.1対応のver12.0ではリッピング時に誤り訂正をするかどうかオプション設定されています。これをしないと、音楽データを訂正しきれないので、ノイズが入る可能性がゼロではありません。CDはCIRC (Cross-Interleaved Reed-Solomon code) という強力な誤り訂正符号によって、傷や汚れに対して約半分データが失われても再現できる力があります(出典:天外伺朗氏著書「ディジタル・オーディオの謎を解く―CD・DATの科学と開発 (ブルーバックス) 新書 」)。よって、リッピング時は、この誤り訂正をONにしてリッピングしないと読み取り時にエラーが出る可能性があります。
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