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CDの誤り訂正符号について [オーディオ]

CDはCIRC (Cross-Interleaved Reed-Solomon code) という強力な誤り訂正符号によって、傷や汚れに対して約半分データが失われても再現できる力があります(出典:天外伺朗氏著書「ディジタル・オーディオの謎を解く―CD・DATの科学と開発 (ブルーバックス) 新書 」)。
これは、デジタルオーディオCD規格を作ったSONYとオランダ・フィリップス社が最終的に決めたものです。クロスインターリーブ(Cross-Interleaved)はSONY側からの提案で、広範囲は傷に強いことが実証され、採用されました。また、リードソロモン(Reed-Solomon)はフィリップス社側から提案され、短いデータエラーに強いということで採用されました。(出典:同書)難しいことはわかりませんが、クロスインターリーブはデータをある規則に従って並べ、2方向から交差するように誤り訂正符号を生成させるもので、数学的には最適符号になっていないのですが、実践的には有用な符号になっているとのことです。


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