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知られてそうで知られていないオーディオメーカーの歴史1 オーディオテクニカ [オーディオ]

 オーディオテクニカ(audio-technica)は近年、ヘッドフォンを中心とした製品で有名ですが、私がオーディオマニアになった1980年代は、アナログディスクプレーヤー用のカートリッジ専業メーカーでした。オーディオ誌にも全面広告で『カートリッジをコツコツ作る会社です。』とうたっていました。アナログプレーヤー用のカートリッジは、高出力のMM型か低出力のMC型のどちらかでした。
 オーディオテクニカはMM型互換でVM型という独自構造で高出力で高SN比のカートリッジを主に作っていました。私もアナログプレーヤーにはオーディオテクニカの定価15,000円くらいのカートリッジを1980年代に使用していました。音はとてもフラットで聞きやすかったです。後に、高級MC型カートリッジを発売し、高い評価を受けましたが、私には手が届きませんでした。米国のSHUREもカートリッジがメインの企業でMM型のV15-type4が有名でしたが、私はM75を使用していました。音はドンシャリで、当時流行ったディスコミュージックにぴったりでした。
 しかし、CDプレーヤーの登場でオーディオテクニカは方針転換をおそらく余儀なくされ、今のヘッドフォン中心の業態に移ったのでしょう。もちろん、オーディオケーブル、ミキサーやマイクなども作られているのは知っていますが、メインではないような気がします。
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