圧縮音源について

圧縮音源の厳密な数学的処理はわかりませんが、私の理解はこうです。
音声をある時間区切って高速フーリエ変換し、音声を時間軸から周波数軸へ変換します。その周波数スペクトルの大きな順にデータを取ってゆき、データ保存限界まで来たら、小さなものは捨てる。簡単に言うと、大きな音を優先的に再生し、小さな音は切り捨てるという考え方で圧縮するということです。
私が聞いているJ-POPとか洋楽（Rock、Pops）系は音の大きさがおおよそ一定に近いものが多いため、圧縮による音質劣化の影響を受けにくく、CDと比較し、極端に音が悪くなったと感じることはありません。しかし、私があまり聞かない、クラシック分野は音のダイナミックレンジ（最も小さな音と最も大きな音の音量差）が大きいため、差が出やすいかもしれません。これも、聞いてみないとわからないというのが正直なところではないでしょうか。

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