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プリメインアンプで私にとってあまり意味を持たなくなった歪率とSN比特性 [オーディオ]

私がオーディオを趣味としては始めたのは18才頃で1979年頃です。当時は何の知識も無いのに、プリメインアンプの性能はカタログ上の全高調波歪率とSN比で決まると信じていました。全高調波歪率は0.1%(低価格品)から0.01%(高価格品)程度の差しかありませんでしたが、その0.01%の違いが重要だと思っていました。また、SN比も、当時主流だったアナログプレーヤーの場合プリメインアンプではMMカートリッジを使って86dBだ88dBと言って1dBの差が大きな差だと思っていました。確かに、アナログプレーヤーはヒスノイズという無音録音部分でも「サー」という砂を落とすようなノイズが聞こえました。しかし、CDの登場で状況は大きくかわりました。無音録音部分は全くノイズは聞こえません。SN比は100dBを越え、もう比較する意味が無い領域に達しました。
現在、私が使っているStereo誌付録のデジタルアンプ改造版の特性は、歪率は0.5%(1kHZ,1W時)でSN比90dBですが、何の不満もありません。音に歪を感じないし、不自然さも感じません。やはり、数字よりも現物を聞いて判断すべきものなんですね。ちなみに、1Wの音は家庭では鳴らせません。騒音に近いボリュームの大きさです。通常0.1~0.3W程度で通常の能率のスピーカーなら十分大きな音が鳴ります。ここも数字のマジックというべきでしょうか。つまり、カタログの数値に踊らされないようにするというのが大切だと思います。


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