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TEAC A-R630 MKiiはバケモノ。この価格でこの音は凄い。 [オーディオ]

A-R630 MKii_3.JPG
TEAC A-R630 MKiiを購入しました。出力段がFETということで興味津々でした。以下は私の評価結果です。

【デザイン】左右対称なデザインを狙った割には、バランスが良くないですね。明らかにマランツPM5005のシンメトリカルデザインの方がはるかに良いです。

【操作性】通常のフルサイズリモコンより長さが短い割にボタンが密集して使いづらいです。また、ボリュームの実用調整範囲が狭くリモコンを使った音量調整に苦労します。

【音質】出力段にFET使用で興味がありました。音は、マランツPM5005、ヤマハ A-S301、DENON PMA-390REと比較して以下のような特徴があります。
1.音像が他のアンプよりはっきりして鮮明です。ボーカル像がはっきりしています。
2.音色に味付けが無くフラット。
3.低域の押出しは、PMA-390REと同等パンチ力があります。しかし低域も鮮明でボーカルにかぶることはありません。高域はPM5005のような艶はありませんが、素直に伸び切っている感じがします。ドラムのシンバル音がヒステリックになることはありません。三浦大知、Misia等J-popを聞きましたが、印象は全て同じでした。
この価格で、この音を実現しているのは凄い。

【パワー】十分すぎるくらいあります。

【機能性】DACが内蔵されていませんが、価格からすると仕方がありません。

【入出力端子】アナログ・プリメインアンプとしては十分です。

【サイズ】フルサイズコンポですから小さくないですよね。

【総評】16、732円(税込)でJoshinから買いました。高音質と音の粒立ち、スピード感、低域のパンチ力に驚きました。パネルデザインとリモコンの使い勝手がもっと良かったら、もっと爆発的に売れているでしょう。ちなみに試聴に使用したCDプレーヤーはパイオニアのPD-30AE,スピーカーは自作でD-100改(長岡鉄男氏設計のバックロードフォーンD-100をベースに変更を加えたもの+スーパーツィーターとしてFOSTEX FT17Hを逆相接続)です。
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