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オーディオのブラインド・ホールド・テスト(ブラインドテスト) [オーディオ]

雑誌<音楽の友>1965年4月号掲載のオーディオ・ア・ラ・カルトで故長岡鉄男氏が「オーディオ心理学」というタイトルでブラインド・ホールド・テストいわゆるブラインドテストについて寄稿しています。FM東海主催で数百名のオーディオファンを集めて実施されたそうです。1回目のスピーカーのテストでは機種を明示して実施。結果は定評がある機種が上位を占め、2回目のカートリッジ(アナログプレーヤーから針を通して音を取り出す心臓部の部品です)のブラインドテストを実施したところ、1位は国産の新製品で、有名な海外製品はかなり下位に落ちたとのこと。
あと、同様に長岡鉄男氏がブラインドテストについて寄稿された記事を読んだことがあります。出典を探してみましたが不明で申し訳ないのですが、あまりの衝撃に記事の内容を鮮明に覚えています。長岡氏を含め複数の方々がアンプ(プリメンインアンプかセパレートアンプかは忘れました)のブラインドテストを実施したところ、安価な国産が高価な海外製品に買ってしまうことが何回も起こり、テストが中止されたそうです。その場の結論は「海外製品の価値は外観の美しさも含めて評価すべきだ。」とされたそうです。
安価な国産機が高価な海外製品に音質で勝つということは、既にこの時代から知られており、今に始まったことではないということです。それを長岡鉄男氏が寄稿したということは、名だたるご高齢のオーディオ評論家の皆さんは十分承知していたはずです。
それでも、まだ、海外製品をご推薦されるということは何か利害関係があることを疑わざる得ません。

3万円と100万円のアンプの比較PDFレポート

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