オーディオメーカーONKYOについて（改）

（４年前に同様の内容で書きましたが、かなり状況が変化したので再度取り上げます。なお、価格は税抜きです。）
　SOTECを買収し、ＰＣも活発に売出しているようですが、もともとは大阪の老舗オーディオ専門メーカーです。オーディオがバラコン（バラバラのコンポーネントを組わせること）ブーム全盛時代は、プリメンインアンプとスピーカーがＯＮＫＹＯの最も評価されたコンポです。プリメンインアンプではintegra A-817などの銘機を生み出しています。スピーカーではセプターシリーズが有名でベストバイコンポによく選出されていました。2000年に発売されたD-77MRXが今だに現役なのはうれしい限りです。
　現在のラインナップを見ますと、ONKYOはプリメインアンプに関してはデジタルアンプに加えアナログも復活されたのがうれしいです。デジタルアンプは最も安価なA-5VLでも定価80,000円ですが、アナログアンプはA-9050が定価52,000円と手が届きやすい価格です。また、AVアンプにも力が入っており、入門機のNR-365（オープン価格　実売31,000円～）、中級機TX-NR636（定価83,000）などさらに多数の上級機がありラインナップは充実しています。スピーカーも意欲的な製品が多く、ブックシェルフではD-55EX（２台１組 定価26,400円）やD-112EXT（２台１組 定価46,000円）は安価ですが期待できそうな感じです。