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今後の2CHプリメインアンプは7500円のデジタルアンプで十分 [オーディオ]

LXA-OT3の改造及び専用ケース加工・塗装完了し、完成した試聴を継続しています。これで十分です。はっきり言って、実売2~3万円クラスの2CHプリメインアンプの音は十分出ています。
LXA-OT3改造後&ケース入り4.jpg
かかった経費は、LXA-OT3が雑誌代と同じとして、3700円、改造パーツは概算ですが2,000円くらい、ケースは木材はスピーカーの廃材利用なので0円、アクリル板が921円、ACアダプターは839円合計は約7,500円です。
実売2~3万円クラスの2CHプリメインアンプの機能は、何でしょう。音が同等なら付加価値は、下記のようになると思います。
1. 入力切替セレクター
2. Phonoイコライザー
3. トーンコントロール
4. ヘッドフォンアンプ
5. DAC内蔵(一部の機種)

1.ですが、何が必要ですか?CD(SACD)プレーヤー以外に何か接続したいものがありますか?もし、TVに接続するなら、AVアンプで2CHプリメインアンプの出番はありません。今時、チューナーでエアチェックしている人も少ないでしょう。入力はCD(SACD)プレーヤー1つで実質問題ないはずです。
2. はアナログプレーヤーを持っている方限定で必須だと思いますが、大多数の方が不要です。
3. は本当のオーディオマニアであれば使用しないはず。PURE DIRECTのようなトーン回路を飛ばして音を聞いているはずです。トーン回路を通す分、音が劣化するからです。
4. は本当に価値があるとすれば、専用回路を持ち、ボリュームにもお金をかけているものであれば価値はあります。しかし、多くはスピーカーへ出力する回路を一部引っ張り、増幅率を下げた簡易版が多いようです。だから、マランツの新製品であるPM5005のうたい文句に「ヘッドフォンアンプの改良」が敢えて強調されているのです。
例外的に存在価値があるのは、5.のDAC内臓プリメインアンプだと思います。これであれば、5,000円程度の安価なDVDプレーヤーからデジタル出力を取り出して、良質な音が楽しめます。よく、デジタルとアナログ回路の混在は良くないとおっしゃる方が見えますが、そんな議論は不毛です。安価なハイCPオーディオで混在していないオーディオ機器がどこにありますか?CDプレーヤーは鼻から混在しています。DAC内蔵ですから。DAC内臓していないプリメインだとしても、リモコンがあるということはマイコン内蔵ですよね。これは立派なデジタル機器です。大切なのは設計思想です。まずは、アナログ系とデジタル系で電源を分離すること。アナログ・デジタルのGND接点では、ノイズが相互に影響し合わないための、しっかりしたノイズ対策を取ることです。基板もデジタル・アナログでできれば分離し、基板上での相互干渉もなくすべきです。

もし、2CHプリメインアンプを購入検討されている方は、目的を明確にして購入された方が良いと思います。例えば、
・インテリアとして外観重視で購入
・DAC内蔵だから購入
・ヘッドフォンアンプに力が入っており、試聴して実際音が良かったから購入
・複数のCD、SACDプレーヤーやFMチューナーの入力切り換えとして使う
など、そうすればその買い物は成功でしょう。


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