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現代の若者のオーディオに対する関心傾向 [オーディオ]

独断と偏見で私見を述べます。
現代の若者はスマホに圧縮したMP3かAAC音楽をイヤホンで再生した音楽を聴いて満足していると思います。
自分の身の回りの若い人を見るとそう思わざる得ません。
良くて、イヤホンをオーバー型ヘッドフォンに変えるくらいです。
だから、名門スピーカーメーカーのJBLですらヘッドフォンを発売しているのでは?
国内オーディオ各社も高級イヤホンやヘッドフォンの開発に躍起です。
音楽を聴く形態が変わってきたのでしょうか?若い人は部屋でフルサイズコンポの音を部屋でスピーカーで聴くということをしませんね。
私たちが高校生の頃が1970~80年代オーディオブーム全盛期で、でもお金がないからコンポにお金がかけられず妥協していました。現在は、そこ頃できなかったことをやり直しているような気がします。
そうすると、現代のフルサイズコンポ市場を支えているのは、50歳以上の高年齢者層ですね。
しかし、若い人には目覚めてほしいですね。イヤホンやヘッドフォンで聴く音楽とスピーカーで聴く音楽は別次元。音像定位、楽器音の広がり、ダイナミックレンジどれをとっても圧倒的に魅了されます。
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いい加減に海外製品礼賛はやめましょうよ [オーディオ]

(一部再掲)雑誌<音楽の友>1965年4月号掲載のオーディオ・ア・ラ・カルトで故長岡鉄男氏が「オーディオ心理学」というタイトルでブラインド・ホールド・テストいわゆるブラインドテストについて寄稿しています。FM東海主催で数百名のオーディオファンを集めて実施されたそうです。1回目のスピーカーのテストでは機種を明示して実施。結果は定評がある機種が上位を占め、2回目のカートリッジ(アナログプレーヤーから針を通して音を取り出す心臓部の部品です)のブラインドテストを実施したところ、1位は国産の新製品で、有名な海外製品はかなり下位に落ちたとのこと。
あと、同様に長岡鉄男氏がブラインドテストについて寄稿された記事を読んだことがあります。1971年FMfan5号(FMfan特別編集MOOK21「開拓者・長岡鉄男」にも転載されています)に掲載された記事です。長岡氏を含め複数の方々がアナログプレーヤーにカートリッジのブラインドテストを実施したところ、安価な国産が高価な海外製品に勝ってしまうことが起こり、テストが中止されたそうです。その場の結論は「海外製品の価値は外観の美しさも含めて評価すべきだ。」とされたそうです。アンプ、スピーカーもブラインドテストこそ実施されていませんが、長岡氏は国産オーディオと海外製オーディオに音質的な差はないとしています。
安価な国産機が高価な海外製品に音質で勝つということは、既にこの時代から知られており、今に始まったことではないということです。それを長岡鉄男氏が寄稿したということは、名だたるご高齢のオーディオ評論家の皆さんは十分承知していたはずです。
また、長岡氏は1979年週間FM7月25日号(ONTOMO MOOK「長岡鉄男 観音力アンソロジー」にも転載されています)で「オーディオ評論は可能か」というタイトルで以下のように述べています。所詮、オーディオ雑誌は企業からの広告収入で成り立っている。だから、欠点だらけのものを挙げて徹底的に叩くということができないから、評論しないというスタンスをとるしかないのです。だから、長岡氏は海外製品の評価をしていないものが多いと推定されます。
この姿勢は氏がオーディオ評論を続けた1999年まで貫かれています。
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SONY AVアンプ STR-DH790はSTR-DH770から後退した [オーディオ]

STR-DH790は型番からして、STR-DH770の後継機種です。
なのに、なぜスピーカー端子を「全てねじ式」から「フロントスピーカー1組のみねじ式で後はすべてプッシュ式ターミナル」に変更したのでしょうか?
VGP2019のAVアンプ部門でも、それを皮肉ったかのように、受賞しているのは旧型のSTR-DH770です。SONYさん、オーディオマニアをバカにしていませんか?
写真は上が、STR-DH770で下がSTR-DH790の背面です。
STR-DH770背面.jpg
STR-DH790背面.jpg
ひょっとして、これが狙いですか?下の写真は最も安価なSONYのAVアンプ STR-DH590の背面写真です。STR-DH590の背面パネルはSTR-DH790の背面パネルから部品を取り除けば、配置が全く同じです。コストダウンのために、下位グレードにスピーカーターミナル仕様を合わせたということですね。
STR-DH590背面.jpg
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パイオニアCDプレーヤー PD-30AEを買ってしまいました [オーディオ]

Amazonアウトレットで16,000円強で出ていたので、思わず購入してしまいました。
感想は以下の通りです。

【デザイン】すっきりした角ばったデザインで合格点。

【音質】アナログ出力をプリメインアンプONKYO A-9050でスピーカーは自作、長岡鉄男先生設計バックロードフォーンD-100(FOSTEX FE126En使用)で試聴しました。J-popを中心に聞きましたが、きわめてフラットな音作りでほんのわずかにBASS強調されている感じ。しかし、長く聞いても疲れない、着色されていないピュアな音作りに好感が持てる。
ヘッドフォンアンプも出来が良いです。オーディオテクニカのATH-TAD400で試聴しましたが、フラットで疲れない音がここち良いです。
マランツのCD5005と比較すると、マランツは音作りが明るく感じ、時に疲れる感じがします。

【出力端子】アナログ、同軸デジタル、光デジタル3出力あり十分。

【操作性】下記写真のように、今までのパイオニアオリジナルリモコンと異なり、買収された親会社のONKYOのリモコンと共通化されています。このリモコンは隙間が多く、押し間違いが少なく好感が持てます。
PD-30AE_3.JPG
【読み取り精度】旧製品PD-30のようなSACD対応をあきらめ、CD専用にして安定したと思います。

【サイズ】フルサイズコンポとしては合格点でしょう。

【総評】おそらくPD-30とは別物と思われます。下記写真をご参照ください。
上がPD-30で下ががPD-30AEです。
PD-30外観.jpgPD-30AE_1.JPG

CDトレーの位置が全く異なることから、メカ部は全く別物と思われます。
PD-30AEはリモコンもONKYOと共通化され、コストダウンを図り、その分回路にお金をかけた秀作だと思います。
この価格帯で、ヘッドフォンアンプに実用性があるのがうれしいです。

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Amazonアウトレットでデノン DCD-50を購入しました [オーディオ]

Amazonアウトレットでデノン DCD-50を購入しました。価格は税込み2万1000円強です。
感想は下記のとおりです。

【デザイン】正面は鏡面仕上げで高級感があります。

【音質】軽重量なので、電源系が弱いのではないかと心配しましたが、重心の低い、低音がしっかり出るDENONサウンドが健在でした(アナログ出力試聴)。

【出力端子】デジタルに光出力も追加してほしかったです。

【操作性】リモコンが小さく、ボタンが密集していて使いにくいです。

【読み取り精度】今のところ実使用でも問題ありません。多少の振動があっても、音とびしません。

【サイズ】コンパクトで縦置きできるところも良いですね。

【総評】試聴はDCD-50のアナログ出力とマランツのCD5005のアナログ出力で比較しました。プリメインアンプはONKYOのA-9050、スピーカーは自作の12cmフルレンジ(FOSTEX FF-126En)バックロードフォーン(低音カットオフ周波数64HZ)を使用しました。CD5005はボーカルが澄んで聞こえその他はフラットな特性の音でバランスが良い音です。DCD-50はドスの効いた低音が特徴で、やや協調し過ぎの面もあり、ボーカルに低音のかぶり現象が出るくらいでした。しかし、聞き苦しいほどではなく、やや低音不足気味のコンパクトスピーカーとの相性は良いと思います。
 スロットインメカはカーオーディオでは常識ですが、故障が多いのも事実です。私は過去7年間で2回メーカー純正カーオーディオのスロットインメカの故障に遭遇しています。故障モードは2回とも、ディスクをローディングしなくなる不具合です。CDが入っていないのに、機械がCDメカ内にCDが入っていると誤判定する不具合です。DENONさんはそのあたり十分研究されているとよいのですが…。
 蛇足ですが、リモコンがCR-2025というボタン電池で動作しているのは、どうかと思います。長期間使わないと電池切れ、そして電池からの液漏れで接点が劣化します。せめて、リモコンサイズが大きくなっても良いので、単4×2本(充電式電池の低電圧対応)で動作するようにしてほしいです。そうすればeneloopのような液漏れしない充電式電池が使用できますから。

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オーディオはロマンだ! [オーディオ]

久々にオーディオ仲間の方(Marantz CD6006+PM6006 SP:TOAC LC-200Mのシステムをお持ち)とお話しする機会がありました。
私の自作スピーカーに新たな可能性を見つけようとチャレンジしている話に共感していただき、「やっぱりオーディオはロマンだよねー。」と名言を受け賜りました。
すばらしい。その通りだと思いました。
でも、なかなか家族の同意は得られないよね~というのも、同じでした。
これはやはりマニアしかわからない達成感とチャレンジ精神なのかなと思いました。
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超小型高音質2WAYスピーカー設計図が完成しました [オーディオ]

以前、FOSTEXのSPユニットP1000K+ART 25HP03を使った2wayスピーカーBSP-602を製作したことをご紹介いたしましたが、超小型にしたため、バスレフダクトが後方になってしまい、低音の増強効果がイマイチという反省がありました。今回、別件で塩ビダクトを使って意外と塩ビダクトが振動せず、しっかりしていましたので、これは使えるかもということで、塩ビダクトを使い、前面にバスレフダクトを持ってきたBSP-602改を設計しました。メインのフルレンジユニットも、P1000Kではマグネットが非力なので、マグネットが強力な10cmフルレンジユニット、コイズミ無線オリジナル 100WB03Bを使い、fd=67Hz狙いで設計しました。
板材は本当はパーティクルボードが安くて良いのですが、近くのホームセンターの経営が全く別のホームセンターになりMDF版しか取扱いがないので、どうするか迷っています。とりあえず下記のように設計いたしました。
BSP-602改設計図.jpg
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低コスト スピーカー・アンプ組合せ切替器の製作 [オーディオ]

 私はプリメインアンプ4台とスピーカー(以下「SP」と略します)4台の組み合わせを結構な頻度で変えて音楽を聴いていますが、その作業が面倒で困っていました。
 しかし、市販のSP切替器は気に入りませんでした。中身がどうなっているかわからないからです。そもそも、内部配線はどの程度の太さの線が使われているのか?ちゃんと内部のSP端子にははんだ付けで結線されているのか、またはY端子やO端子でかしめで結合なのか?さらに心配なのはSP切り替え用のプッシュスイッチでどう電流の流れを切り替えているかです。スイッチで切り替えた場合の電流の通路は最高何Aの電流まで流せるものが使われているのか?接点のインピーダンスは高くないか?このような不明点が多いものを使用できません。だから手作りしました。
 仕様は下記のようにしました。
 ・壁埋込式SP端子配線器具を使う。
 ・極力太い線でねじ止めする配線とする。
 ・切替には金メッキバナナプラグを使用する。
 下記にその結線までの過程をご説明します。

1.裏表ともねじ止めできる壁埋込式SP端子配線器具を半透明タッパーに固定し、線の通り道も設ける。
SP_AMP切替器_HP1.jpg
2.フタをする。
SP_AMP切替器_HP2.jpg
SP_AMP切替器_HP3.jpg
3.タッパー横の穴からアンプのスピーカー出力をSPケーブルで入れ、端子の裏側にねじ止めする。
SP_AMP切替器_HP4.jpg
4.鳴らしたいSPから線を引っ張り、R,Lと+-の極性をよく確認してバナナプラグを差し込む。
SP_AMP切替器_HP5.jpg

これを使用した結果、聴感でわかるほどの音質劣化は無く、まずは成功したと思います。
タッパーの加工は現物合わせで位置決めし、電動ドリルで穴をあけました。壁埋込式SP端子配線器具の裏側のねじターミナルが通る穴をあけるために、今回、直径12mmのドリルが必要でした。
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YAMAHA RX-V385の2ch試聴第一印象(訂正版) [オーディオ]

YAMAHA DSP-AX420とRX-V385
DSP-AX420.jpgRX-V385外観.jpg
<お詫び>
前回掲載記事時点ではRX-V385の設定が正しくされておりませんでしたので、訂正いたします。

【デザイン】かつて私はYAMAHAのDSP-AX420というAVアンプを愛用していました。それと比較すると、かなりシンプルになり、すっきりしたデザインになったと思います。

【操作性】上記写真のようにDSP-AX420のリモコンはボタン数が多い割にスリムな形状で、ボタン一つ一つが小さく使いづらいものでしたが、今回のRX-V385はテレビ用リモコン並みにボタンが減り、使いやすくなりました。音量の調整が小音量時の分解能が高く、微妙な音量調整ができるが良かったです。

【音質】2chステレオとしての音質を比較しました。比較対象は、ONKYOのA-9050、YAMAHAのA-S301何れもD/Aコンバーター内蔵のプリメインアンプです。海外POPS、DISCO music、山下達郎を聞きました。RX-V385のSWはなし設定としました。また、すべてデジタル入力でアンプ内蔵のDACを使って再生しました。結論的には、RX-V385は他2機種と比較し、低音の押し出しは同等。特に、同じYAMAHAだけあって、S-301とよく似た音です。中高域が綺麗で明るいサウンドでした。

【パワー】有り余るほどです。

【機能性】すばらしいのはSWの設定です。かつてはSWのON/OFFのみの機能しかアンプ側が持っていませんでしたが、RX-V385はSWを同相接続か逆相接続か選択でき、また、クロスオーバー周波数も設定できます。つまり、このアンプを使う場合、SW側は何の機能もないパワードSWで良いわけです。そうすると、SWをそろえる際の価格を抑制できます。他の機能は試していませんが、FM/AMチューナー付きでBluetooth対応、USBディスク対応しているので十分ですが、通常のAVアンプが持っているネットワークレシーバー機能がありません。これは価格から見て割り切った切り捨て方をしたのでしょう。

【入出力端子】必要十分です。

【サイズ】標準的なプリメインアンプより大型で、決して小さいとは言えません。

【総評】RX-V385のライバル機で同価格帯のもの(SONY STR-DH190、DENON AVR-X550BT)は、スピーカー端子がフロント以外プッシュターミナルでいただけません(SONYのSTR-DH770を除いて)。それに対し、モデルチェンジでRX-V385は全てねじ式ターミナルに変更したのが好感が持てます。機能や性能は他社と横並びなので、こうした違いが売れ行きに影響するのでは?
若干不満を言えば、ACコードが直引き出しであることはコスト的にしょうがないとしても、アンプなんですから、もっと太いケーブルを使っていただきたかった。また、音を鳴らしていない状態でも、結構発熱があり、天板が熱いです。もう少し、発熱を低くできないかと思います。
あと、できれば、STR-DH770(または後継機種STR-DH790)と比較したかったです。

タグ:YAMAHA RX-V385
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AVアンプが欲しいと思っていたらAmazonアウトレット出品品を買ってしまいました [オーディオ]

AVアンプが欲しいと思っていました。
現在、パイオニアのVSA-822を愛用しています。調子も良いです。
しかし、日々進化している機能が試したくなって、SONYのSTR-DH770かヤマハのRX-V385を狙って、日々”価格.com”で値下がり具合をチェックしていました。SONYは次期モデルが6/20に出たばかりで値下がると思ったら、価格はあまり下がらず、3万円が2.8万円強くらいまでしか下がりません。他方ヤマハはSONYの定価40,000円(税抜)よりも高い定価48,000円(税抜)でかつ新しいにも関わらず、価格は発売後急降下し、ほぼ同価格の2.8万円強になっていました。
もちろん、各社通販のアウトレット品は巡回チェックしていましたが、AmazonアウトレットにヤマハのRX-V385が出品され、しかも価格が2.3万円強と通常価格より5.000円も安い。すぐに買ってしまいました。
RX-V385梱包状態.jpg

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